アイドリング

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Apple Watchをつけていると、高心拍数のアラートが出る。

心筋梗塞をやってから僕の心臓は半分壊死してるので、安静時の心拍数が高いのだ。だいたい117拍/分くらいである。

だから少しでもストレスが高かったり緊張状態になったりすると、心拍数がめっちゃ上がる。

150超えることもあるみたいだ。

心臓をやっちまう前はマラソン大会とか自転車の大会とか出たりしてて、記録によればいちばんキツかったのは、真夏の富士山でハーフを走る「富士吉田火祭りロードレース」。2回出場したことがあるが、真夏の炎天下で高低差300m以上ある過酷なコースだ。

そのレースで心拍数が一気に上昇するのが、標高1300mから850mまでほぼ一直線に下る道。

ここで練習不足の僕は心拍数180付近になる。

素人の僕の年齢だと180を超えたら危険なので、その辺をキープしながら走ってた。

いまは生き残った心臓が僕を生かし続けてくれてる。

人間の心拍数は平均して70回/分で、一生の鼓動数は70回*60分*24時間*365日*生きる年数でだいたい女性が32億回、男性が28億回と言われてる。

心拍数と寿命の因果関係は証明されてないが相関があることは間違いがないようで、数多くの研究成果がある。

僕はいま、健常な人の1.7倍くらいの速度で生涯心拍数を消費してることになる。

47歳時点で16億回くらい使ってきたことになる。

残りは12億回。117回/分で心拍を打ち続けると考えると、47歳時点で残り19.5年。

あれから3年消費したので、このまま順当に行けば僕はだいたい16年後に死ぬ。66歳。

まあ妥当かなと思う。

明日死んでもおかしくないと思って生きてるから怖くもなんともないし、66歳になる前に死ぬ可能性も十分にある。

我ながらストレス耐性強すぎて、ストレスを許容しがちな生き方してる自覚あるし。

良くてあと15年。現実的に10年。

死ぬその瞬間まで全力で輝いていたい。

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