免疫障害？肝機能障害？

うちの次男――といっても犬ですけど、自分にとっては大切な家族――である、ミニチュアダックスの五右衛門くん（7才）が、かなり体調不良。
かみさんのブログを読んでる人は知ってると思うけど、だいぶ調子がよくないです。

最初は免疫の病気かもってことで、免疫低下と共に発生してしまった「ニキビダニ」の治療から入ってたんだけど、体重の低下が著しいので、血液検査をすることに。ここまで全部対応してくれたかみさんに感謝です。

体重は、以前より500グラム以上減って、いま4.2kg。
全体重の10パーセントくらい減ってるんだから、尋常じゃないよね。

血液検査の結果を見せてもらったら、ALPと血糖値が標準値を超えてた。
血糖値は、標準の値から1しかはみ出してなかったんだけど、ALPの値は結構高い。

ALPっていうのはアルカリフォスファターゼ（Alkaline Phosphatase）っていう名前の酵素のことで、人間も持っている。
肝臓をはじめとした多くの器官に存在していて、ALPの血中濃度は肝機能の良し悪しを判断する指標になる。

ちなみにWikipediaによると、異常値の出た場合：

異常値

ALP異常値の場合、多くは肝障害が疑われる。特にASTやALTの上昇があまり見られないにもかかわらずALP値が上昇している場合には胆汁の鬱滞の可能性が高く、黄疸などを発症する場合が多い。また、肝臓や骨に癌がある場合もALPは上昇する。ALPが高値を示した場合、電気泳動などの方法でアイソザイムを特定することにより由来臓器を推定し、診断に役立てることも可能である。

異常低値の場合は亜鉛の欠乏も鑑別に上がる。

体中の粘膜という粘膜は荒れまくり、足の裏の肉球までおかしなことになり、座っているのも辛いらしく、犬用のクッションの上で、下半身だけ斜め上にむけておとなしくしてる。

肝機能と血糖値……。
飼い主と同じじゃないか……。
運動不足とか、すぐに解消できる理由だったらいいんだけど。

最近、こういう話は滅多に表でしない。
以前とても悲しい思いをしたから。
犬を飼っていない人とは、永遠に分かり合えないんだろうなと思った。
でも、犬を飼っている人、飼っていたことのある人とは話をします。

いつも他の子にまじって大暴れしてた五右衛門が、ここんとこいつも一歩引いた感じだったのは、これのせいもあったのだろうか？

後悔しても仕方がないので、自分にできることは、出来る限り良い医療と食事と生活改善（必要なら）を与えてやることだけだ。

思い当たることといえば、五右衛門はどこでもなめまくること。あと、何でも食べてしまう。ずいぶん前だけど、ソフトビニール製のアヒルのおもちゃを噛み砕いて食べてしまったこともある。さすがにその時は気づいたし、消化もできなくて全部吐き出したんだけど、そういう前例があるから、飼い主の目が届かないところで色んなものを口にしちゃってる可能性だって否定できない。

床ワックスでアレルギーや病気になっちゃう子もいるんだよなぁ。
ワックスをかけるとき、犬にやさしい自然由来のワックスにしようかと悩んだんだけど、ものすごく高かった。うちは全ての床がフローリングなので、床面積で計算してみたら、そのワックスを家中の床にかけると20万円以上かかることがわかってあきらめたことがある。（しかも化学成分のワックスよりも長持ちしないので、毎年かける必要がある）

そこらへんのホームセンターにも、ペット対応のワックスが売ってるんだけど、それはあくまで「すべり止め効果」しかない。犬の腰に負担が少ないとかね。

風呂に入れていいのか？散歩に出してもいいのか？など、聞きたいことがたくさんあるので、週末にもう一度かかりつけの獣医さんのところに行ってみようかなと思ってる。