馬に乗りたい

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Eliseが手元から離れてしばらく経つ。
大草原を疾走するように軽やかに風を切るEliseのドライブが好きだ。
その姿を想像したときふと、自分の馬がほしいと思った。

この現代で、自分の馬を持ち、その馬とともに自由に走り巡ることができる地があるだろうか。

16歳のとき、アメリカで馬に乗った。
17歳を迎えたとき、アメリカで馬のいる家で暮らしていた。
SunとMoonという2頭の馬とともに生きていた。
ホストマザーのLeeは馬を愛していた。
そして若い頃に手に入れた、ファイヤーエンブレムのついた白いポンティアックのファイヤーバードを大切にしていた。
内装は真っ赤なレザーで、とても美しい車だった。

SunとMoonのためにこしらえた柵に、白いペンキを塗り続けた。
永遠とも思える仕事に文句をいいながら、ひとつひとつ、白く仕上げていく作業をホストブラザーたちとこなす。
今思い出すと微笑ましい。

SunとMoonのために馬小屋を建てた。
屋根にタールを塗り、疲れたら藁のベッドに飛び込んで、体中が痒くなるのもおかまいなし。

SunとMoonに乗せてもらった。
馬の体温と鼓動を感じた。
動くと、筋肉の躍動が伝わってきた。
生きていることを強く実感する。
頼もしさと優しさを兼ね備えた生きもの。

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