転機

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「人のために誠心誠意尽くす」ということは、口で言うほど簡単なことではない。

まず、いつの間にか自分のことを蔑ろにしてしまう事がある。まず大切なのは、自分のご機嫌をとること。ここを間違えてしまうと、どんなに大切に思っている相手でも依存関係を引き起こす。

また、相手のためになる事とは必ずしも相手の欲求を叶える事とは限らない。与えるばかりが愛とは限らない。

真の信頼関係においてタブーとなる話題は存在しないはずだ。

そのような人間関係を構築できているかどうかは、すべての対人関係の健全性を自己評価する際に個人が持つ指標に差を生む。

3月から今日までの2ヶ月間で起きた数々の出来事。怒涛のように押し寄せる流れに身を任せざるを得ない日々。

怒るべくして起きて来た。

心の準備ができていたかどうかなんてわからないけど、乗り越えてきたという結果からみたら、準備はできていたんだろうな、とも思う。

日々の積み重ねはとても大事なことだ。そしてもうひとつ大事なのは、どんなに苦労して積み上げてきたものであろうと、それを手放すべき時期がきたと感じたら、執着なく手放すこと。

過去は0点。

僕のリアルは「現在」というシャープな切り口にある。その積み重ねが自分を作っている。ただそれだけだし、わざわざ振り返らずとも人と人の繋がりの中で結果は見えてくる。

僕は長い間飛ばない選択をしてきた。それは今まで愛してきた人や物事が調和するまでの辛抱だった。今やるべきことをやる。それを日々繰り返して行くことで、必ずタイミングは訪れる。

様々なタイミングが重なってやってきた。

積み上げてきた事業の未来が見えた。新しい事業のビジョンが見えた。必要な人が集まってきた。

そして僕は拠点を広げる。

東京を、日本を見捨てるわけではない。

ただ、自分らしく生きることに思い上がりたくないのです。

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