今日は所用があって青山一丁目へ。
前の職場が青山一丁目で、そこをやめて以来あんまり来る事も無いかと思いきや、なぜかこの街に縁があって、よく来ています。東京の人ごみエリアはあんまり好きじゃないけど、青山や赤坂周辺はお隣の表参道とは打って変わって静かなので、嫌いではないです。
その後、気になるものがあるので秋葉原へ。
気になるものとは、以前このブログでも書いたのですが、BOSEのノイズキャンセリングヘッドフォン、QuietComfort 3、略してQC3です。この製品は、周囲の雑音や騒音と逆の位相の音波を出して、雑音や騒音の音波を打ち消すことにより、うるさい場所でも静寂を手に入れることができる、超ハイテクなマシンなのです。え?ハイテクって死語ですか?
このQC3、普通の電気屋さんに売っていないのです。売っているのはBOSE直営店か、アップルストアだけです。そういうわけで、値引きも期待できません。まあ買うかどうかはともかく、実物を試してみたいから秋葉原にあるBOSEの直営店にいって試聴してみよう!と思ってやってきたわけです。
お店にはQC3と、その前のモデルであるQC2が置いてありました。試聴(音楽とめて、ノイズキャンセル機能の確認)をさせてもらい、お店の人にもいくつか質問を。
QC2とQC3の最大の違いはその形状です。QC2は、耳たぶ全体を覆うようにつけるタイプで、大きめです。QC3は、耳の上にのせるタイプ。形状からするとQC2のほうが消音性能が高いように見えるのですが……つけてみてビックリ。QC3のほうが、断然性能が高いのです。耳に当てているだけなのに。
しかも、ここまで消音性能が高いとは思いませんでした。悪い方の左耳から常に聴こえてくるザーザーする音とか、トラックが通ったときや子供が騒いだとき、音の鳴る交差点の音楽とか、そういった耳にガーンと響いてくる低周波音と高周波音が、まったくといっていいほど消えてしまいます。安全のために、人の声の周波数帯は消さないようになっているそうですが、これもまた良くて、いまの僕の右耳は、いろんな音の中から目的の音だけピックアップすることがとても疲れる状態になっています。たとえば隣の人が話しかけてくれていても、その後ろで鳴っている雑音が邪魔になって、声を聞き取るのに非常に苦労するのです。このヘッドフォンをつけていると、何の苦もなく隣の人の声が聴こえてきます。
正直なところ、ここまで良いとは思わなかったので、本当に試聴だけして帰るつもりが、欲しくなってしまいました。
頭を冷やすために、お店の隣のカフェで一休みして、買うかどうか家族会議(笑)
その後またお店に戻り、店員さんにいろいろと質問。難聴の人で愛用している人もいるとか、難聴の人にも向いているという話も聞くことができました。
結局かみさんから、これを手に入れることで僕のイライラとか頭痛とか疲れが少しでも楽になるならという嬉しいお言葉をいただきまして、購入を決意。
いま充電中なので、まだ自宅で試していませんが、明日から文字通り肌身離さず使うつもりです。
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