胃痛

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あっちがよくなれば次はこっちで、ほとほと疲れてしまいますが、胃痛がひどいです。

入院時から使っているステロイドの主な副作用が胃にくるらしく、入院中も胃の調子を毎日気にしてもらっていました。当時は大丈夫だったのですが、今になってとうとう痛みを伴うほどに胃が荒れてきたようです。

胃痛なんてここ何年もやっていなかったのでなめてました。きついものですね。

キリキリと差し込むような痛みが襲ってきて、寝ようが座ろうが立とうが、どうにもなりません。冷や汗がとまらなく、いてもたってもいられないような状態です。数十分おきに痛みがやってきます。何か口にすれば良くなるかと期待してみましたが、あまり効果がありません。これって胃炎っぽいものなのでしょうか。

いま処方されている薬の中には胃薬も含まれているのですが……。

やはり頭痛や胃痛、長時間体を動かさずにPCの画面だけを見ていることで気分が悪くなったり、今までになかったような症状がたくさん出てきますが、会社もたくさんお休みしているので、辛い辛いばかり言ってられないですね。

会社の人にも心配かけてばかりだし、いい加減疲れてしまうだろうと思うのです。人に迷惑をかけずに生きていくことは無理だとしても、できるだけあまり迷惑をかけずに生きていきたいと思うのは、誰でも同じだと思います。

痛みって、どれくらい痛いか正確に伝えることができないから厄介ですね。

「自分はとても痛がりだから痛いと思っているだけで、ほんとはたいしたことないんだろう」って最近は思うようにしてます。

入院していたときに「血の巡りを良くする薬」を点滴していたのですが、「もしかすると血管が広がって腕が痛くなるかもしれません」って事前に言われていたので、実際に痛くなってもナースコールせずにガマンしていました。

点滴が終わって交換しにきた看護婦さんが「こんなに真っ青(血管が紫色に肩まで浮いてた)になるまで我慢しなくていいですよ」とおっしゃいました。うーん、難しい。

痛みといえば思い出すのは、前立腺の病気です。

僕が入院していた病棟(フロア)は、耳鼻科と眼科と泌尿器科が一緒でした。お隣には近所の教会の牧師さんで、良くして頂いていたのですが、前立腺がんを除去したそうです。逆隣の方は、前立腺肥大。

6人の大部屋だったのですが、入院中に4~5人の前立腺がらみの病気の方が出入りしました。みんな50代以上です。だいたいそれくらいの年齢になると、前立腺をやられてしまう人がものすごく多いみたいですね。

あとは尿道結石も気をつけたほうがよいそうです。前立腺は男性にしかない器官ですから女性は心配ないそうですが、そのかわりに子宮や卵巣の病気に気をつける必要がありますね。

で、なぜ痛み=前立腺かというと、前立腺の手術後は尿道にドレーンというゴムの管が差し込まれているのですが、何日かするとそれを取り外し、自力で用を足すようになります。しかしそのときに出が悪いと、尿道に金属の棒を差し込まれるのです!尿道結石を取り除くときも、同じようなことをするそうです。

入院中に、お隣のおじさんが棒を差し込まれていました……。

カーテンを閉めて、医師と看護婦数人に囲まれて。カーテンの向こうから、とても大人の男性とは思えない悲鳴が聞こえてきました。恐ろしい……。

ものすごーーーーく痛いそうです。

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