転職(2)

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就職が決まりました。
本日より、勤務です。

うつ病を患ったことを隠さないという条件で仕事を探していたので、就職活動は長引くと予測していたのですが、実際には、前の職場からも復帰の声がかかったり、書類選考が通って面接した企業(4社)すべてから、好条件での引き合いがありました。
病気のせいで紆余曲折こそありましたが、仕事をするときには決して手を抜かず、キャリアプランについても真剣に考えてきたことがプラスに働いたのでしょうか。
採用に前向きな企業の中には、いわゆる「キャリアに箔がつく」超エリート企業もありました。高卒(大学中退)という学歴の自分がそのような企業に欲しがってもらえるというのは、ちょっと、いや、かなり嬉しいです。

しかし最終的に最後の最後まで迷ったのは、前の職場に戻るか、それとも新しい会社に入るかでした。
前職は嫌になって辞めたわけではありません。
待遇も悪くなかったし、会社も成長していて、製品にも夢があり、社員も国内・海外(インド)ともに能力と可能性にあふれ、人間的にもよい人ばかりでした。
とくに、担当したプロジェクトでインドに滞在したときに共に働いたインド人のエンジニアたちとは個人的にもとても仲良くなり、また一緒に仕事をしたいという気持ちが強くありました。
そして、会社が自分のスキルをどのように生かしてどのように貢献してほしいかがよくわかっていました。
自分は、技術系の部署にいる、IT技術者ですが、技術だけでなくマーケティングやセールスサポートなどの分野でも、自分ができるであろうことがたくさんあり、今までは病気のせいでやりたくでもできずにいたことがたくさんありました。
そういった訳で、迷いました。
しかし、通勤に時間がかかることや、復帰とはいっても来年度までは正社員としてではなく、個人事業主として契約して体調の様子を見るという条件があったので、別の会社で新たなスタートを切る決意をしました。

新しい職場についてあまり詳しく書くことはしませんが、世界で7000人以上の従業員がいる外資系IT企業です。しかし、日本のオフィスにはまだ10人もいません。
日本のスタッフはほぼ全員、営業です。自分はそこに、日本人技術者として雇用されました。
このブログでも過去に何度か書いていますが、プロジェクト管理やブリッジエンジニアリングの経験を買われての採用です。
日々チャレンジだらけの仕事になりそうですが、僕はそういうのが好きなので、わくわくしています。

このブログを見てくださっている方が何人いるかわかりませんが、皆さんには色々とご心配をおかけしました。
無事、新たなスタートを切ることができたのも、皆さんの支えがあってこそでした。
本当にありがとうございます。
そして、今後もよろしくお願いします。

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