生き残る手段

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このトンデモ上司との関係に、自分の中で折り合いをつけてやっていくには、自分のアプローチを変えるしかないという考えに至った。
辞めていった数々の社員たちと同じように引くわけにはいかないのである。
絶っっっっっっっっっっ対負けねえ。
ビジネスパーソンとして認められない上司になんで負けなきゃいけないんじゃ!

新しく入った営業部長には
「これはパワーハラスメントだから、全部会話の記録をつけておいたほうがいいよ、万が一のときのために」
なんて言ってもらうくらいの状況ですが、もうね。
スマートに、効率的に対応するなんて夢は、捨てました。

納得できないことをコミットするなんてことは、やっぱりできないわけで。
コミットできないんだったら、無視するか戦うしかない。
まず、上司にはひとつも弱点を見せてはいけない。
弱みを見せたらそこを突かれる。
ということで、「効率が悪いなぁ」なんて思っても、上司からのすべての依頼を、最低限のレベルででも対応している。
しかも、可及的速やかに。
アホくさいこともいわれるけど、やってあげようではないか。
その上で色々と言ってきたことについては
と こ と ん 戦います。
毎日、口角泡を飛ばしていますよ。

ちなみに、これをやるには
「絶対に自分は間違っていない」
という信念が必要だ。
その信念を持つには、
「文句のつけられない完璧な仕事」
が必要だ。
そして、老獪に攻めてくる相手に対して、理論を崩さずにディスカッションする能力が必要だ。
ほとんどの日本人は、これに自信がない。
自分もそうだ。
でもやってみたら、意外なことに、結構いけるのだ。
先日、初めて上司を黙らせることに成功した。
そして、それ以来戦況は変わりつつある。
勝利への光が見えてきた。
ちなみに上司は、思っていることを素直にぶつけてこないで、別のことで難癖をつけてくるようなタイプだから、いくら僕が上司を議論で納得させたつもりになることができても、上司の本音の部分が満たされることがないので、翌日また同じような議論を繰り返す羽目になる。
不毛だが、それでもいいじゃないか。負けねえ。
そして、戦果は上がりつつある。
上司を黙らせることに成功しつつある。

いま、仕事をしているモチベーションは、明らかに方向がずれてるけど、この上司を攻略することだ。
だからどんなに体調が悪くても、つらくても、弱点を作りたくないから、会社に行ってます。
はっきりいって、毎朝死ぬほど気が重いけど。(病気が最悪のときに比べたら全然ましですが)
これが、うつ病の自分を克服する道なのかも?(笑)

ここで重要なことをメモ。
どんなに頭に血が昇っていようと
どんなに自分の理論が相手を打ち負かせる状況でも
どんなに相手がいけ好かない人間でも
相手を思いやる気持ちをゼロにしてはいけない。
そして
相手が言っていることのなかから、正しいことはピックアップして認めること。
自分の非は、いつでも認めること。
自分に非がないか、常に省みること。

思いやりをなくしたら終わりだと思っている。

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