読書しましょう!
たしかに読書は、あなたの世界を広げてくれます。
ラノベでもいいですか? はい。
ケータイ小説でもいいですか? はい。
っていうか、メディアの多様化した現代において、読書以外の選択肢が増えている。
Webもそうだし、動画だってそうだ。
だから、読書人口が減るのは必然なんじゃないかな。
昔の人が読書するのと、現代人が読書するのでは、敷居の高さが違うんですよね。
だって読書しなくたって情報の溢れるこの時代、読む/見る/知る対象には事欠かないでしょう。
本当に読書をしないのがよくないのかどうか、よく考えてみるべき。
読解力の低下って書いてあるんだけど、
読解力の低下の原因って、読書不足のせいなの?
仮に読書不足が理由のひとつだったとしても、複合的な理由があるんじゃないの?
核家族化して家族の会話が減ったとか
忙しすぎて日常のコミュニケーションに遊び心を加える余裕がなくなって、単調になってるとか。
ほかにも理由として思いつくことなんて、山ほどあるよ。ね?
それに実際のところ、しょうもない文章なんて昔からありましたよ。
さっきも書いたけど、現代は情報の洪水だから、
そこから正しいものや、いけてるものをピックアップする感受性がないと、ひどいことになるんですよ。
ただそれだけ。
単純すぎる例えだけど、
誰かが間違った日本語を使って日記を書いてたりして、
それを読んだ人が、それを正しい日本語だと誤解してしまうとか。
文章をパブリッシュすることに対するコストが、本しかなかった時代とは比較にならないほど安くなっているから、そりゃいろんな品質の文章が飛び交います。
全体的にみて書き手、読み手、どちらとしても文章に触れる機会が増えてるんだからさ、その中には高品質も低品質もあって当然じゃないですかね。
逆に、低品質な文章から相手の伝えたいことを読んでいかなければいけないという意味では、読解力はまったく低下していないようにすら思える。
しかし必ず、本が死ぬ時代は来ますよ。
かつては、通勤・通学の電車内で小説ばかりでなく難しい学術書に読みふける人々が珍しくなかった。それがいつの間にか漫画に変わり、今は音楽を聴くか携帯電話とにらめっこ、あるいは電子ゲームに興じる人が急増している。
こんなこと書いてるけどさ、これ書いてる人って
おもいっきり読書以外を差別してるよね。
PDF化した学術資料とか参考書を、PDAにコピーして電車で読んだりするよ?
青空文庫とか、ザウルス文庫で手に入れた電子書籍をPDAや携帯電話で読んだりするよ?
電車で音楽を聴くことのどこがいけないんだろう。
SONYがウォークマンを発明してから、そんな人はたくさんいると思いますけど。
電子ゲーム機で学習とかできるの知ってんの?
っていうかゲームしてて何が悪い!
さて読書週間に話は戻りますが、
なんでもいいから好きなものを読めばいいと思うんだ。
食事とおなじで、偏りすぎだなと感じたときには、違うジャンルを読んでみるのもいいと思う。
文学作品だって、「文学作品」というだけで崇拝されちゃう節があるけど、
美術作品とおなじで、名前が売れちゃったから名作扱いになってるけど、ひどいのだってたくさんある。
でも、ちゃんと選べばすばらしい世界だってあるので、読まず嫌いの人、たまには読んでみるのもいいと思います。
たとえば漫画やアニメやゲームやラノベなんかで
「うおぉぉ!この展開は斬新すぎる!!」
なんて思ってひとりで興奮してたら、
実は自分が知らなかっただけで200年前に作られた有名なお話と同じ設定だったとか、
よくある話です、はい。
すべての芸術は模倣からはじまる。
だから古いものを知っておくことに損はない。ただし現代過去を問わず、ゴミ作品はゴミ作品だから、きちんと自分の目で見極めて、作品を選ぶべき。
こないだここで紹介した「ザ・ロード」。先週アメリカで、原著を買ってきました。
これでも読もうかと思ってます。
なんか面白い本あったら、教えてください。
コメント
昔は趣味の一つは読書だったんだけど・・・
はまった時のことは良く覚えていて、
中学生位の時に風邪で外に出られなかったんだけど
お母さんが暇つぶしに買ってきてくれた本が
”モンテクリスト伯”完訳 2447ページ
これにはまりましたw
あらすじは岩窟王なので知ってたけど、感動したので
続けて
”ダルタニャン物語”5645ページ を読んで
長編小説が大好きになったよw
トルーキンの指輪物語も文庫版(6巻)読んだけど
文庫版に単行本の内容が入っているので活字が
異常ーーーに小さかったw
どうでも良いことですが・・・^^;
らーちゃん、そんだけの長編を読破してるとはすごいなw
しかも中学生で!!
次は、山岡荘八の「徳川家康」(全26巻)でも読まなきゃねw
学生とかはともかく、大人になっての読書なんて、好きな人が好きな本を読めばいいだけで、読書が嫌いな人が無理矢理本を読んだって、きっと何も得るものはないし時間の無駄だし、逆にストレスとか溜まっちゃうと思うよ。
ゲームが苦手な人に無理矢理ゲームさせてもダメなのと一緒。
そもそも強制されて本を読むのなんて苦痛以外のナニモノでもないので、読書週間だからって本を手にするのはどうなんだろうか。w
まぁこれを期に、ああ読書もなかなかだなって思う人も出てきたりするかもだからいいのか。
俺ゃヘルゲートが忙しいのでヘルゲート週間ですよ。
むしろヘルゲート強化月間ですよ。
面白い本はね、ホラ、ダンナの机の横に積んである浅田次郎を読んでください。
本が嫌いな人をバカにする人って多いんだよね。
本なんて数ある趣味のひとつだと思うんだ。
読むか読まないかなんて本人の勝手だし。
ちなみに気が向かないと全然本が読めない自分。
まだ読んでない浅田次郎の作品、気が向いたら読みますw