パラグライダー

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会社のイベントで、11/5~6と、山中湖に行ってきました。

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富士山、雪が全然ありませんね。11月なのに。
温暖化の影響だよねこれ。
かみさんの実家いくとき、いつも近くで見るんだけど、毎年白い部分が減ってますね。
昔は夏でも頂上付近は白かったよね?

泊まったホテルは、3人で1部屋だと聞いていたので、どんだけ詰め込みだよ!とか思ってたんですが、広大なベッドルーム、和室、そしてソファセットやダイニングテーブルがゆったりと配置されたリビング、大きな窓から富士山を眺めながら入れるジャグジーなど、とてもじゃないけど会社持ちじゃなきゃ泊まれないような部屋でした。

 

初日は仕事。
2日目は自由行動で、各々やりたいことをやりにいくことに。
せっかくだから、ここでしかできないことをやろうと思って、パラグライダーをやることにしました。

しかしWebサイトをみたら、「木曜定休」。

うわーダメじゃん!とかいいながら、
でも一応電話だけしてみようってことになって、かけてみると、

(眠そうな声で)「はい……、もしもし」
「えーと、そちらは本日お休みですよね?」
(眠そうな声で)「……ええ、休みです」
「あーそうですか、すみませんでしたー!」
ガチャリ。

と、参加予定者5名でガッカリ。

しかし5分くらい経ったころ、携帯に電話が。
なんと、飛ばせてくれるそうです。

やった!

しかも、本当なら朝早く河口湖まで行かなきゃいけなかったのに、
ホテルまで迎えにきてくれることに!

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というわけで、到着!

富士山がきれいにみえる、隣の山の上から飛びます。

まずは準備体操のあと、着地のときの足の使い方や、腕の使い方、無線での指示の受け方、パラグライダーの装着の仕方、畳み方などをひととおり教えてもらいました。
ちょっと厳しいけどそれは人の命を預かる仕事だから当然といえば当然。
ナイスガイな先生です。

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そして飛行準備。
距離にして300mくらい、着地地点は、飛ぶ場所よりも110メートルくらい下のほうです。

下から吹き上げるような風が吹いていて、ベストコンディションだったのですが、風が強くなってきてしまったので、様子を見ながら飛ぶことに。

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上の写真、向こうのほうに飛んでる人がいるんですけど見えますかね。
手前のグリーンの服を着た人が、インストラクターの方です。

飛行写真、ほとんどありません。
そんな余裕無かったのですw

 

さて、とうとう離陸の時間がやってまいりました。

一番手の人が、離陸に失敗して10mくらい進んだところで降りてしまいました。
そこで先生が僕ら5人を品定め。

「うーん」

自分を指差して
「よし、君いけそうだね、最初に行こうか!」

え!σ(゚∀゚ オレ??

先生がぼそっと、
「最初の人が肝心なんですよ。最初の人がうまく飛べるとみんなうまく続くから」
と、耳打ち。

責任重大じゃん!

スポーツって最初はとにかく道具とインストラクターと、先人たちが作ったメソッドをどれだけ盲目的に信じることができるかが重要なんですよね。

不信感をもって、我流で処理しようとすると失敗する。

だから今回は、絶対俺はうまく飛べると100%信じて、
がむしゃらに助走してみました。

すると、、、

ふわっ!
体が上に引っ張られ、なんともいえない気分。飛んだ!

しかしフライトを楽しんでいる暇などまったく無く、
無線から聞こえてくる先生の指示に従うのに必死。

「右手、肩!」(右手を肩の高さに)
「両手、胸!」(両手を胸の高さに)
「はい右手、頭!」(右手を目の高さに)
「はい左手、胸!早く!」
「もっと顔あげて!」
「いまの感想を大きな声で!」(これは緊張をほぐすためらしい)

「うおおおおおお!さいこーーーー!」

「はい、足組んで!」(これも事前に習っていた)
「手をもっと広げて!」
「はいここから忙しくなるよ!」
「両手、胸!お腹!お尻!」

途切れなくやってくる指示に従っているうちに、あっという間に着地!

一緒に来た仲間もほぼ成功w
(約一名、藪の中に着地して、グライダーが低木にひっかかりましたw)

練習も結構時間かかったし、半日コースだし、もうこれで終わりかなと思ったら、

「もういちど飛びますか!」

やった!

二度目は、向かい風が強かったせいでものすごくアクロバティックな離陸でした。
グライダーが凧のようにあがったかと思ったら、いきなり横に引っ張られ、
こりゃ離陸失敗かな??と思ったら、
「そのまま走り続けて!」
その場で左右に大きく引っ張られながら、浮いたり着地したりしながら、とにかく足をぐるぐる回していたら、飛び上がりました!

下から吹いてくる向かい風のせいで、ものすごく高くあがりました。
上からクレーンで引っ張られてるみたい。

もうひとつ良かったのは、向かい風だとグライダーの速度が落ちるので、景色や浮遊感を楽しむ余裕ができたこと。

もうね、想像してたより、ずっとずっと楽しい!

アドレナリン出まくり。

 

一度目の着陸は、最後の最後でちょっと失速ぎみだったので軽くしりもちをつくような感じだったけど、
二度目の着陸は、着地後そのまま走り続けられました。
ちょっと風が強かったので、地面が近づい

コメント

  1. ちゃぼ より:

    うちの近くにもパラグライダーやってるとこあるよ。

    まだそのレベルなら大丈夫だろうけど、毎年必ず何人か死ぬらしいから、まぁ死なないまでも怪我しないように気をつけてねー。

  2. うずら より:

    やっぱスカイスポーツは事故が怖いよねー。
    パラグライダーってスカイスポーツで唯一、障害保険が適用できる安全な遊びらしいんだけど、それでも毎年死者がいるのか。