ちょっと思うところがあったのでメモ。
【自己中心的転職活動(夢追い型)】
「自分は~が{できる|できない}」(現在の能力を基準にする)
「自分は~が{やりたい|やりたくない}」(自分の希望のみ重視)
夢を追うのは構わないが、自分が何をしたいかと、自分が何をできるかを混同している場合、まずそれを分離する必要がある。
たとえば弁護士や会計士のように国家資格が必要な職業を目指していたけれど、何年受けても資格が取れない。今年落ちたらあきらめるぞ!と決めて受けたら落ちた。その途端、「今の自分でも雇ってくれる会社はあるだろうか」という視点になってしまうタイプ。パソコンが得意だけど、それでIT系の仕事に就けるだろうか、とかね。
何なんだよまったく。そんな負け犬誰も欲しくないよ。そんな行き当たりばったりな人生計画で勝手に挫折した人を救済してやるほど人間できてねえよ。
とくにこういった資格挫折系の人は、世の中の需要と供給というものを全く意識していないケースが多い。「資格取れれば仕事に困らない」という単純極まりない思考回路で猪突猛進していたからだ。(猪突猛進していない人も結構いる)
「○○系がやりたいんだけど、自分で務まりますか?」
そういう質問をする人は、自分しか見えてない。自分カワイ子ちゃんなんだ。
「務まる」か「務まらない」かじゃねえ。「やる」か「やらない」かだろうが。
務まらないですよって言われたら「そ~ですよね~」なんて言って諦めるのか?
あと、自分カワイ子ちゃんタイプにはもう一つ足りないことがある。
世の中の経済活動が見えてないってこと。
平成の現代に刀鍛冶がやりたいんですとか飛脚がやりたいんですとか言ったって、需要無い。
自分で事業起こすとしたらそうでしょ?
需要のない事業を始めたってすぐに潰れる。
会社も同じ。
もし雇われの身としてプロを目指すのであれば、「何をさせてもらえる」「何を覚えられる」「何ができる」ではない。
コミットしなさい。
自分は何を成し遂げられる人間なのかを説明し、それを実行することによって組織にどんなメリットを与えられるかをコミットしなさい。
いじょ。
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