Rover 18K4F Engine

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今回、ロータス界隈では有名な千葉の専門ショップ、TiRacingさんにエンジンのオーバーホールをお願いしました。やはり初めからここにお願いしておけばよかった。

エンジンを降ろし、ブロックを開けて、ヘッドガスケット交換、ロアガスケット交換、クランクシャフトのバランス取り、バルブ研磨、バルブシートカット、バルブセット長合わせ、メインベアリング交換、ビッグエンドベアリング交換、ヘッドボルト交換、シリンダーライナー可汗、タイミングベルト交換、テンショナー交換、オイルポンプ交換、ウォーターポンプ交換、サーモスタット交換、エンジンマウント交換、ステディアームブラケット交換、エンジンオイル&オイルエレメント交換、ミッションオイル交換、ラジエーターヘッダータンク交換、冷却水交換。

動力系はほぼ完璧にリニューアルされる。

エリーゼは過去に2回のフェイスリフトされている。一般的な国産車のモデルチェンジ(マイナーチェンジ・フルモデルチェンジ)とは異なり、フェイスリフトは、中身の変更も伴ったりするけど、あくまで外観の変更。

最初のフェイスをフェーズ1(Series 1)、略してS1と呼ばれることが多い。続いてS2、S3とある。

エリーゼのフェーズの見分け方は超簡単。S1はヘッドライトが丸い。S2は吊り目でウインカーがセパレートタイプ。よく虫みたいと評される。S3は吊り目でウインカーが一体型。

僕のエリーゼは、S2。S2エリーゼにはS1から続くローバーのエンジンを搭載したモデルと、トヨタエンジンを搭載したモデルがある。

ローバーエンジンには、細かいバリエーションはあるけれど大きく分けて3種類。

まずは一番ノーマルなのが1.8リッター自然吸気DOHCエンジンの18K4F。スタンダードモデルに搭載される。だいたい120ps前後。

次に、可変吸気バルブ機構(VVC)を搭載してパワーアップされた18K4K。これはエリーゼ111Sに搭載された。150ps前後。

さらに、VVCは搭載していないがVHPDヘッドに交換されたもの。これはExigeに搭載された。190ps前後。

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