飢えた人は見透かされる。
この世に失うことが死ぬより怖いものがある。
それは自分の信念だ。
誰かを無条件に愛する心だ。
愛に飢えた人は甘い罠にかかりやすい。
居心地の良さや自尊心をくすぐられるセリフ、お金、地位、名誉。
そうしたものに惑わされる人間は、すぐにわかる。
わかってないと思ってるのは本人だけという。
こうしたことに足を少しでも踏み込んだら、疑念と信頼を天秤にかけることになる。
そして信じたい人を信じる理由を自分で探し、
疑いたい人を疑う理由を自分で探し、
そのスパイラルから抜け出すことは、本当に傷ついたときだ。
心地よい言葉ばかりかけてくる人を僕はあまり信用しない。
この世においしいだけの話は存在しない。
そんなもの、もしおいしいだけのものを提供されても、自分で手に入れたものではない。
自分の価値を天秤にかけてしまう日がいつかやってくる。
それよりも、
飢えを癒やしてくれる相手を探すことをやめて、
自分が本当にどうしたいのかを真剣に考えたり、
邪念にやられそうなときには瞑想したりして、
ブレないでいることが大切だ。
ブレない人には、それに見合った人が集まってくる。
ブレた人は去っていく。
それが悲しいと感じることもある。
でも仕方ない。
そしてこの言葉で少しでも何かを感じ取った人がいるのならば、
自分の置かれた立場や交友関係についてよくよく客観視してみてほしい。
それは、誰でもないあなた自身のためだ。
利用されたくないのならば、利用しようとしてはいけない。
とても大切な何かを利用されたり台無しにされてしまいたくなければ、
自分の足で立つしかないのだ。
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