都会という地域

田舎暮らしを選ぶ人・すでに選んだ人が周りに増えているんだけど、

みんな口を揃えて言うのは

「林はまだ都会にいなきゃダメでしょ」

いろんな人と交流して、

僕は都会生まれの都会育ちなんだなぁということがよくわかってきた。

東京のど真ん中で暮らしてても、都会のストレスはあまり感じない。

田舎に比べたらささやかなものだけど、道端の花とか、民家にの生垣とかミカンの木とか、昔からある町工場から漂う機械油の匂いとか、材木屋の木の香りとか、畳屋のイグサの香りとか、とても懐かしい感じがして心が落ち着くんだ。

ちょっと昭和くさい商店街の雑踏は、田んぼの畦道みたいなもの。

回覧板を回しがてら聞こえてくる近所の立ち話。

向かいに住む老夫婦は顔が広くて、ご近所さんのほとんどを知ってて、誰とでもよく話す。

東京も、地域なんだよなあ。

目黒とか品川とか聞くと、土地が高くて金持ちが住む都会ってイメージを持たれやすいけど、物心ついた頃からこの場所を知ってるからか、人の温かい交流が育んできた地域は社会を強く感じるし、むしろ壁を作ってるのは外から来た人たちの方だと思う。

そりゃそうだよな。長年住んでたら溶け込むよね。

シェアする

コメントを残す