営む

美しいものを大切にすることと、
美しいものを大切にするコンセプトを商売道具にすることと、
美しいものを大切にするコンセプトを突き詰めるスタンスを商売道具にすること。

全部ちがう。

美しいものを大切にしている人たちが傷つく。

猫を保護する優しさ
・・・を商売道具にする。

良質な食べ物を人に届ける優しさ
・・・を商売道具にする。

業務を支援するすばらしいソフトウェア
・・・を商売道具にする。

商売道具にすることを考えている人には、
本質を追求するチカラがない。

お金を受け取ってはいけないという意味ではない。
儲けるための道具として手段を考える人と、
相手のために何かをした結果として儲かる人の違いです。

儲からないからやらないとか、そもそもどうして儲からないと断定できるのか不思議でならないが、儲かりそうもないからやらないというのなら、それは商売道具としか見てないのだろう。

でも、負債をつくってまで我慢するのはまたちょっと違う。
そのへんのバランス感覚が、経営。

負債をつくっているとき、二流三流は、その金額とかキャッシュフローに着目する。一流は、原点回帰する。

そもそも世の中が本当に必要としているものを作り出していれば、現在たとえ負債があったとしても将来の展望は明るいはずだ。やがてそれは現実となるが、ただ継続するだけで成すものではないこともわかるはずだ。あれもこれも、実現していないことがたくさんあるから現時点では負債という表れになっているだけで、ひとつひとつクリアしていけば、やがて継続性を確保する。

闇雲に突き進むのとは話が違う。

だからこそ、すべてはバロメーターなのだ。

無理にアクセラレーションすることもなく、自然の流れとして商品が世に出る。サービス利用者が増える。そうすれば、ごく自然の成り行きとしてお金も当然流れる。

Web広告、TVCM、雑誌広告、新聞広告、SNS、チラシ、さまざまな宣伝方法があるけれど、宣伝したり目新しいことをやらないと継続しないビジネスに対して疑問の目を向けられるかどうかだ。

その疑問を「継続しなければ」という使命感や危機感で打ち消してしまうようでは、三流だ。

世の中に必要とされていないものは消えたほうがいい。
自分がどんなに頑張ってやったことでも、世の中に受け入れられなければ手放す覚悟。手放したあと、その失敗を次の成功にどう活かすのか、前向きに考えて進んでいくチカラ。

固執・執着は、みっともない。そのために人生までがんじがらめになってしまっている経営者が世の中にどれだけいることか。

Hiro Hayashi

Leave your comment