流れ

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流れは読むが、空気は読めない。

ブログやSNSで実生活のことを発表しても意味がないと思っているのだが、知りたい人もいるようなので書いておくことにしよう。

流れを読むというのは、経験から導き出される直感に従うことだ。

野球のバッターをイメージするとわかりやすいだろう。

経験が足りていない場合、ピッチャーが次に送り出してくるのはどんな球であるか、考え巡らせることになる。あるいは、考えても無駄だからストレートがくると根拠なく信じて空振り覚悟でバットを振るか、根拠なくストレートが来ないと信じて見逃し三振覚悟でバットを振らない。

経験があるプロのトッププレイヤーは違う。次の球は打てると、直観が伝えてくる。

直観は、出鱈目ではない。

自分の感度が鈍っていたら直観が外れる事もあるだろうが、万全ならば外れることはない。そうなると、後は打てるか打てないかだけの勝負でしかない。

そんな風に、先の流れが直観として降りてくる。それが、流れを読むということだ。

直観は、経験からやってくる。経験が十分に足りていると、簡単にやってくる。直観がもたらすものは、無意識に計算された結果だから、頭を悩ましている感覚はない。呼吸をすることを普段意識しないように、無意識に計算している。

大事なところにおいて、わたしが直観で読んだ通りに全て流れている。

会社は成長している。わたしは副収入に頼る必要がなくなるし、若手を迎え、第3期は大きな飛躍をする。

昨日も、顧客から電話があった。このお客様は、わたしたちの製品の大ファンだ。そんな彼が、電話で興奮気味に言った。

「林さん、この製品が大絶賛されていますよ。わたしは別の部門に呼び出されて、説明しに行くことになりました。林さん、○○部長と御面識ありましたっけ? ありましたか。あちらでも高評価で、導入が進みそうですよ。林さんの会社、人を増やさないと間に合わないかもしれません」

ご安心ください。先月から1名増えました。

「それから林さん。全く別の案件がありまして。これから社内稟議にかけようとしています。早ければ年明け早々始めたいのです。詳細をお伝えしますから、お見積もりをお願いできますか?」

ありがとうございます。是非。

これが、流れである。

来年からは仕事を選んでやっていく。ブレた仕事はやりたくない。顧客の美しい願いを現実化していくのが、わたしたちの使命なのだ。

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