アイデアを出す力、提案力、創造力を磨くために大切なこと

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ここで僕が伝えたいことは、とてもシンプルで今すぐできることです。そしておそらく、世界中どこを探しても同じことを書いてある本もWebサイトもありません。

アイデアを出すのが苦手だとか、新しい提案ができないとか、創造力が足りないと思っている方にお勧めしたいこと。それは、

「心のこもっていない返事をしないこと」

です。

日々ある他人との会話のひとつひとつに、妥協した返事をしないことです。

友人「今日、こんなことがあったんだ」
自分「へえ、すごいね!」

あなたが友人の言うことをきちんと聞いているか、聞いていないかは問題ではありません。

相手の話に対して自分が感じたことをきちんと詳しい言葉にすることが大切です。

友人「今日、こんなことがあったんだ」
自分「へえ、それって君がずっとそうしたかったことじゃない?」
友人「うん、そうなんだ」 or 「いや、それとはちょっと違うんだ」
(会話続く)

「すごい」(凄い)という言葉を現代のわたしたちは多用しますが、これはとても便利な単語であると同時に、思考力を奪います。

たいていの話に「すごいねー」は使えてしまうのです。だがしかし、です。「すごい」を発した途端に会話は終了します。また、どう「すごい」と思ったのかを相手に伝えるための言葉の構築を、あなたは放棄してしまっているのです。馬鹿になりたいならどうぞって話です。

考えること。自分のためにも、相手のためにも。

だからこそ、妥協した返事をしないことが、アイデアを出す力、創造する力。アウトプットする力を養うためにも大切であり、日々練習することができるチャンスでもあるのです。

生返事をしていませんか?

相手の発した言葉を、ないがしろにしていませんか?

結局、愛の深さって、そういうところに出るんじゃないかなって思うんですよ。

相手に対しての興味が無いような行動をとってしまっている自分を発見したとき、どうしましょうか?

付き合いたくない相手と我慢して付き合っているのか、それとも自分の好奇心が退化してしまっているのか。どちらにしても、自分の問題ですね。

思ったことをきちんと自分の言葉にして伝える努力を怠らないということは、創造力・想像力以外にも、さまざまなことを身に着けさせてくれます。

「すごい」「きっと」「たぶん」「いつか」「感謝」「しなければならない」「してはならない」

このあたりの単語はとくに危険です。「なぜ?」を先送りにするキーワードです。

ではでは。

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