まったく、月曜だっていうのに朝からブルーに。
今朝の満員電車にて、60くらいの男性が隣に。
ジャンパー着てるんだけど、袖が薄汚れてて、おまけにちょっと臭い。
そのおっさんが、すし詰め状態の社内で缶コーヒーをあけて、他の人を押しのけながら飲み出した。
この時点でありえないんだけど。
まじ勘弁してほしい。行為自体ちょっと普通じゃない。
しかも今日に限って、おろしたてのスーツ着てるんだよぅ。
で、そこはマーフィーの法則というかなんというか。
おっさん、コーヒーでむせやがって。
コーヒーのまじった唾が、自分のスーツの袖にかかった。
殺したくなりましたww
で、そのとき気付いたんだけど、そのおっさんの息がすごくタバコくさい。
長年タバコ吸ってる人からしか臭わない、肺の奥からくるようなすえた臭い。知ってますか。
これをかいだ瞬間、
「自分もこんなに臭かったんだ……」
と思って、タバコをやめて本当によかったと思えたw
うちのママさんもあんまり禁煙に乗り気じゃなかったから色々考えたんだけど、
実はこの臭い、最近はママさんがタバコ吸ったあとにも臭うことが多かった。
肺が汚れてきてるってことですよ。
汚れてて健康がどうのこうのって言うつもりはなくて、ただ単に臭い。とても臭い。
ママより長くタバコを吸ってきた自分が、これより臭くないわけがなくて。
ちょっと恐ろしくて身震いしちゃうね。
タバコを吸い続けてたらこんなことにも気付かないか、気付いてても気付かないふりをしていたんだろうな。
ところで首都圏にいると、ほんとタバコって迷惑で不便で、いいこと何もないんだよね。
タバコ吸う場所探すのも大変。全面禁煙多いですよ。
吸える場所でも風向きによっては吸わない人に迷惑。
迷惑だってわかってても、吸える場所がそこしかないし、公に吸っていい場所ってことになっているから、みんな吸う。
マナーを守れていると思っている人々。
そんな中に自分もいた。
けどそれって、最低限のルールが守れているだけなんだよね。
マナーという意味では、どうかと思う。
満員電車に乗れば、自分の息が臭くないか気にしながら呼吸しなきゃいけないし。
仕事中、タバコが吸いたくなったらわざわざ8Fのオフィスから1Fまで降りなきゃいけないし。
(昔の職場なんて24階とか31階とかだったから、もっと時間がかかった)
度重なる出張じゃ、飛行機内では吸いたい気持ちを何時間も我慢しなきゃいけない。
空港についたとたん、タバコを吸える場所を探してしまう。
飛行機は火気厳禁だから、移動するたびにマッチかライターを入手する必要がある。
自分がよく行く海外じゃ、タバコを吸う人に文句を言う人は誰も居ないけど、
「タバコの罠にハマって抜けられない、かわいそうな奴」っていう目で見られてる。間違いなく。
たしかにおいしくタバコをいただく瞬間というのは、至福のひとときだ。
しかし、そのために犠牲にしなければならないものが多すぎる。
あの至福のために犠牲にしなければならないものを、思いつく限り以下に羅列してみようと思う。
これは、禁煙でつらい思いをしている誰かさんのためですw
- 時間的束縛
タバコを吸っている時間もそうだけど、タバコを吸う準備にかかる時間が無視できない。
準備にかかる時間とは、タバコやライターを買いにいく時間や、タバコを吸える場所まで移動する時間などを含む。 - おいしいものがおいしくない。季節の香りもわからない。
変わらないと主張している人もいるけど。
変わるって。まじで。
味も臭いも、ものすごい鈍感になる。 - タバコくさい
髪の毛もくさい。息もくさい。着てる服も臭い。手もくさい。持ち物も全部くさい。 - 火事
タバコは、火災原因で常に上位である。 - わき見運転
タバコの灰を灰皿に落とすときや、タバコに火をつけるとき。
これは以前から危険だと思っていた。でも仕方ないと思っていた。 - 喫煙が許可された場所でないと吸えない。
自分が日常行動しているエリアでは、歩きタバコすら条例違反である。
これは個人のマナー感覚だと思うけど、むかし、JRの駅なんかがタバコ吸い放題だったような時代には、歩きタバコもマナー違反という間隔はまるでなかった。
しかしまあ、時代というかなんというか、歩きタバコはとても恥ずかしいことであると感じる現在。
レストラン、カフェでも、喫煙席がまったくないこともある。
あったとしても、テラス席だったりして。
雨が降ろうが暑かろうが寒かろうが風が強かろうが、虫がいようが、外しかないのだ。 - 喫煙空間は快適ではない
喫煙所、喫煙席、喫煙する部屋、車内。
タールでベトベトしてて、タバコ特有のすっぱいような臭いがして。
エアコンからは異常な臭いの風が吹く。
そしてその不快さに慣れてしまい、気付かなくなってしまう自分自身。 - 毎日、お金を払わなければならない。
ネットゲームですら、月額1000円とか2000円くらいだよ。
タバコは、1日1箱300円としたら、土日祭日関係なく、1ヶ月30日、お金がかかる。
1ヶ月で9000円。1年で11万円。
20才から60才まで吸い続けたら、40年で440万円。
お金持ちだからいいもん!じゃなくて、他に使い道があるだろう。
タバコがおいしくて幸せなら、ほかにもおいしくて幸せなものがあるはずで、そっちに金をかけたほうがいいや。 - 健康
死ぬって言ってるんじゃない。苦しむって言ってるんだ。いろんな意味で。
ガン、高血圧、気管支炎、脳梗塞、etc.
体力もおちる。風邪も治りにくくなる。咳もとまらない。
老化も早まるよ。肌年齢なんか、ものすごい差が出ます。 - 健康に悪いということは、人より多く医療費がかかる
これは統計的にも科学的にも間違いない。
タバコを吸うという決断をしている人は、病気になるのも覚悟のうえだというが、病気になれば必ずポックリと死ねるわけではない。
常に医療費がついてまわるのだ。 - そして医療費の多くは保険で負担されるという事実
タバコを勝手に吸って勝手に病気になるのは一向に構わないが、それを、タバコを吸わない人も負担しているという事実。
この事実を知って、どう思うか。
どうも思わなかったとしても、将来これを理由に、喫煙者が高額納税もしくは保険料が高くなる可能性は高い。
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