インド 2日目

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今回のインド滞在は期間が短いため、やることでいっぱいです。

これから始まるプロジェクトの開発メンバーとの打合せが主な目的です。
 ちなみにお客さんはうちの会社と5年ほど付き合いがあるのですが、その間にやってきたプロジェクトで何一つ満足な結果で終わったものがないという悲惨な状態。
 今回のプロジェクトに失敗したら、将来お付き合いが無くなるという状況です。

個人的には、そこまでひどい状態でよく今回のプロジェクトも取れたな、という感想。

担当の営業さんが粘りまくって、取れたみたいです。

このような状況ですから、プロジェクトの失敗は絶対に避けなければいけません。

今までの失敗についてヒアリングしていると、インドでのオフショア開発で陥りやすい問題に該当しています。

比較的規模の小さい、つまり開発期間も短い今回のプロジェクトで、どこまで改善できるかにかかっています。
 自分がこの会社に入って最初のプロジェクトなので、まずはインド側の体制とか社風とか雰囲気とか、そのあたりの把握から始めました。
 まあ、オフショアのブリッジ経験が多少でもある人が見れば、ひと目で問題点をたくさん出すことが出来るような状態でした。

インドのIT産業はほとんどの場合、その歴史的背景からアメリカンスタイルに最適化されています。製品の品質に対する考え方から、プロジェクトで使われるありとあらゆる言葉の定義まで、文化的ギャップがあるのです。
 かなり難しい仕事になりそうですが、逆に言えばうまくいったらお客さんの信用もぐんと上がるはずです。
 なんせ5年間でお客さんが満足できたことが一度もないのですから。

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