ひとつのゲームタイトルをやるために必要なお金。
やりこむために必要なお金は、一般的にPCゲームが一番高いだろうなぁ。
コンシューマはゲーム機本体以外に買うものがそんなにないからね。ジョイスティックやレーシングホイールとか、メモリーカードとか、そんなもんでしょう。
PCゲームにもいろいろあって、Windowsに入ってるマインスイーパやフリーセルとか、そんな感じのミニゲームなんかは、どんなPCだって動くから、3万円のPCでもいい。
しかしまあこれが3Dの最新グラフィックがバリバリとなってくると、話は別だ。
PCのスペックを意識しないとできないゲームをやるかどうかが、一般人とゲーマーの境界なんだよね。
では今日ゲーム用にPCを買うとしたら、初心者はどこに気をつけて買うべきか。
重要だと思っている順に書いてみよう。
- グラフィックカード
一般用のPCとゲーム用のPCで、最大の違いはここでしょう。
安価なPCは、オンボードといって、マザーボードに内蔵されているグラフィックチップを使っている場合が多い。そして、そのようなタイプは殆どの場合、高性能ではない。 - メモリ容量
動作すればブランドはどうでもいい。現在発売されているどんなゲームでも快適に遊びたいなら、ズバリ、2GBです。1GBを2枚。2GBを1枚じゃないよ。
いま主流のCPUは、2枚のメモリに同時にアクセスします。 - CPU
初心者は「まずCPU」と考えてしまいがちだが、CPUの平均的な性能がアップした現在、グラフィックカードのほうがボトルネック(弱点)になる場合が多い。ゲームのタイトルによるけど。今から買うなら、Core2Duoでしょう。ずっとAMD派だったけど、正直、Core2Duoは驚きの性能ですよ。 - モニター
今買うならまず液晶ですよね。
高いお金を出して買ったパーツを組み合わせて、電気をガンガン食わせて、計算させまくって、出てくるものは、画面の情報と音声、これだけなんで、だいぶ重要なパーツであることは確かでしょうね。
最高クラスのグラフィックカードを持ってても、しょぼいモニターだったら、性能を出し切れませんからね。
お金があるなら、HD対応クラスのワイドスクリーンにしましょう。 - マウス&キーボード
はじめて自作PCを作るとき、「あとで交換すればいいや」と、マウスとキーボードを軽視してしまう人が多い。(自分もそうでした!)
でもね、他の機械は一度ケースに入れてしまえば見えないところで働いてくれるけど、キーボードとマウスはまじ重要ですよ。
良いキーボードと良いマウスを触ったことのない人は、一度お店で触ってみよう。
ちなみにメーカー製のPCについてくるものは、チャチな場合が多い。 - 電源
電源関係のトラブルは、エラーメッセージとか出ないからたちが悪い。安定性に定評があるものがいいと思う。そして、容量。グラフィックカードが大食いだと、よく電源不足が原因で理解不能な現象に悩まされたりするものです。 - マザーボード
上記に要求された機器が使えるマザーボード。ただそれだけである。最近は、LANポートやサウンド機能がついてないマザーボードを探すほうが大変だから、LANやサウンドはマザーボードに担当してもらおう。 - ケース
ケース選びで何が一番重要でしょうか!
うずらは、冷却性能を一番に見てます。設計の悪いケースは、どう頑張っても冷えない。冷えないと、トラブルだらけ。次に重要なのがメンテナンス性。
結構あけたりしめたりするもんですよ。とくに買って間もない頃は。 - HDD
いまからHDDを買うなら、容量が足りないなんてことはまずない。
マザーボードがSATA対応なら、SATAのHDDを買おう。キャッシュ容量は、多いほうが良いが、あんまり気にしすぎることはない。何でもいい。
ただし、HDDの読み書きが激しいゲームの場合、体感速度に大きな影響がある場合がある。たとえば、EQ2のゾーン時間とか。でも実はEQ2のゾーンにかかってる時間は、HDDが超高速になっても、意外に時間がかかる。サーバとのやり取りにも時間がかかるためだ。 - 光学ドライブ(DVD)
これはまあ、DVDもCDも読み書きできればなんでもいい。
BDの映画が見たい!とか、俺は毎日10枚のDVDを焼く!とかいう人は別だけど。 - サウンドカード
マザーボードについているサウンドチップでは満足できねえ!って人はどうぞ。
それでも、HTPC(ホームシアターPC)とか、音楽鑑賞専用PCにでもしない限り、不要だと思ってる。5.1chが欲しいなら、5.1chのサウンドに対応したマザーボードを買えばいいわけだし。
ひとつだけ、サウンドカードを別途用意することによって、CPUの負荷がほんのちょっとだけ下がる、こともあるらしいとだけ書き加えておこう。
さてここでゲームにかかるお金の話に戻りますが、たいていのPCゲームは、上記のパーツが揃えばできる。
しかしまだ足を踏み入れたことのない、「体感」の世界は、もっと凄いことになってる。
たとえば、ドライブシミュレータ(レースゲームとは呼ばない)や、フライトシミュレータでは、以下のようなものがあるらしい。
- 実機の感覚に近いシート(高級なものは、ゲームの動きにあわせて、TDLのスターツアーズのように動くらしい)
- 前方だけじゃなく、斜め前方や左右、後方なども表示できる、マルチモニター
- TrackIRのような、自分が頭を向けた方向に勝手に画面が動くデバイス
- より本格的なステアリングホイール、操縦桿、メーターやスイッチ類、ペダルなど
- 臨場感を出す、大容量のアンプとでかいスピーカー(もちろんマルチチャンネル)
まあ、きりがないわけです。
で、何がいいたいかというと、
これが気になってる。それだけw
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