Nokiaが……

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先日、MVNOでセレブ向けの特別なサービスを日本で展開すると言っていた、世界最大の携帯電話メーカーのNokia。

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Vertuの携帯は、海外では日本円にして数百万円するものもある。
高級な部品、宝石、金属素材を使ってるんだってさ。
で、月額5万円でサービス提供するそうです。

なんで5万円もするかというと、24時間対応のコンシェルジェサービスがついているからだ。
いつでもどこでも、最高の対応をしてくれるらしい。
まあ、どーだか!って感じですけどね。
高級を売りにしてる某クレジットカード会社のコンシェルジェだって、大したことないしね。

それはともかく、MVNOという裏技が可能になったからこそ、日本でもこのようなサービスができるようになった。

MVNOっていうのは、既存のキャリア(ドコモとか)のネットワークを使わせてもらってお金を払い、独自のサービスを提供すること。
これによって、ガラパゴスな日本の携帯業界に大きく風穴を開けられるのではないかと期待されていた。

しかし!

その矢先に、Nokia完全撤退のニュース。

2008年11月27日、ノキアは、日本における携帯電話端末の販売及び販売活動の打ち切りを発表しました。これは携帯電話端末事業に関わる営業・マーケティング・R&Dの撤退であり、ノキア・ジャパン株式会社は存続し、セキュリティ事業の継続への影響ありません。新しいオーナーの下に同事業を移行する話し合いは順調に進展しておりますので、ご安心ください。

これでNokiaは、独自に出している携帯も、各キャリア向けに出している機種も、全部撤退することになった。

金融危機でやばいし、日本の携帯ビジネスが特殊すぎて、あんたら日本人だけのために携帯電話をいちいち開発しなおしてらんねえよ、ってことです。

なんかもうこれで、ますます日本の携帯ビジネスは鎖国化していく気がする。
オワタだよまじで。

AppleやHTCなんてよくがんばってるよ。
そのうち奴らもいなくなっちゃうんじゃないのかと心配だ。
そしたら日本に住む限り、お仕着せの機能がゴテゴテついてて、PCサイトもまともに開けない携帯を使うしかなくなっちゃうんだよ。

コメント

  1. よも より:

    叶姉妹の携帯は特注のこういうヤツなのかな。w

  2. うずら より:

    あれは違うんじゃね?w