わたしはワクチンについて賛成・反対はそれぞれが決めればいいと思っていますが、ワクチンの副反応による死亡に関して気になる点がありましたのでそれについて投稿いたします。
厚生労働省のサイトで公開されている「新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要 」8月4日版によると、医療機関から厚生労働省への「ワクチン副反応疑いによる死亡報告」の数は下記リンク先にある通り、828件です。そのうち3件は「ワクチンと死亡との因果関係が認められないもの」で、825件は「情報不足等によりワクチンと死亡との因果関係が評価できないもの」です。
同資料に添付されている一覧には死亡者の年齢も記載されておりますが、そこからは副反応による死亡者が高齢者に傾倒している根拠が見当たりませんでした。
こちらのデータ(新型コロナワクチンの接種状況(一般接種(高齢者含む)) | 政府CIOポータル)によると、全国の65歳以上のワクチン2回接種率は2021年8月20日時点で85%を超えています。一方で全年齢では33%程度です。よって死亡報告における高齢者の割合はこの接種率を考慮して読まなければなりませんが、若年層はほとんど死んでいないというのは事実を表していないのではないかと感じました。
また、死亡報告828件ですが、こちらはガイドラインこそ設定されていますが医療機関からの報告は義務ではなく、全体数は闇の中です。
実際の数をもとにしていないのに数字の説得力に頼る風潮は、非常に危険と思います。
現在、ワクチンへの異物混入で大騒ぎになっています。しかし今まで「リスク承知で接種すると決めた」と何人に言われてきたことでしょうか。本当にリスク承知しているのか疑問でした。さまざまなリスクについて意見交換をしたくても、多くの場合は拒否されてしまいます。
異物混入のリスクは初歩的な一歩です。それすら念頭にない状況で、本当にリスクを承知していると言えるのでしょうか。2016年10月に投稿したこちらの記事では、元ワクチン研究者によってポリオワクチンへのSV40の混入について言及されているほか、次のような衝撃的な告発もされています。
A: わかりました。私が出くわしたものをいくつかお教えしましょう。そして私の同僚が発見したものも教えます。ここにリストの一部があります。Remavex麻疹ワクチンの中に、鶏のさまざまなウイルスを見つけました。ポリオワクチンの中に「brain-eating(脳喰い)」と呼ばれるアカントアメーバを発見しました。ポリオワクチンの中にサルのサイトメガロウイルス。ロタウイルスワクチンの中にサル泡沫状ウイルス。MMRワクチンの中に鳥のがんウイルス。炭疸菌ワクチンにさまざまな微生物。数種類のワクチンの中に危険性のある酵素抑制物質を発見したこともあります。風疹ワクチンの中にあひる、犬、ウサギのウイルス。インフルエンザワクチンの中に鶏白血病ウイルス。MMRワクチンの中にペストウイルス。
命のかかってるリスク分析で、手抜きは禁物です。やっつけ仕事で分析して損をするのは自分や自分が影響を与えうる人すべてです。ましてや他人から聞いた話や、本当か嘘かもわからない不正確なテレビ・ネット記事による情報を、裏をとらずに信用してしまってよいのでしょうか。選択するのは自分です。自分で考えましょう。考えた末の接種決断ならば、異物混入ロットだったからと大騒ぎすることはないはずですし、接種しないと決めても後悔はないと思います。打ったものを無かったことにはできないのですから。
わたしはワクチンのリスクについて2016年からブログで散々書いています。調べ物が趣味なものですから。
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