Can we heal the world?

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米国中東部に住む兄弟分から、ばかげた現実の叫び。

A bag of M&M is now $2.99 and .99 grippos are $2. Minimum wage in Kentucky has been $7.25 for the last 5 years..

M&M のバッグは現在 2.99 ドル、0.99 ドルのグリポは 2 ドルです。 ケンタッキー州の最低賃金は、過去 5 年間で 7.25 ドルです。

米国東海岸に住む友人から、ばかげた現実の叫び。

1ベッドルームの標準サイズの部屋の家賃が、月額$3,000を越えた。

ちなみに最低賃金 $7.25 はケンタッキー州に限った話ではなくて、アメリカ合衆国が連邦制度で定めている。州によって最低賃金の設定は異なるが、ケンタッキー州の最低賃金は、そのまま $7.25 なのだ。

ニューヨーク州の最低賃金は現在 $11.80 らしい。

物価だけ上昇して賃金が上がらない原因はミクロとマクロの両面から見ていく必要がある。

ミクロでいえば、現在アメリカが置かれた国内状況や国際情勢、ロシアとウクライナの紛争に代表されるような戦争の負担、コロナとワクチンの関係性。

マクロでいえば、現代資本主義経済、金融、投資等の考え方と資源との長年にわたるミスマッチを無視し続けてきたツケ。

日本人である我々も、国内ばかり見ていていいのだろうか。世界の破滅を「自分たちには関係のないこと」として無視していていいのだろうか。カネだけ出し続けて、そのカネが何に使われているのかもよくわからないまま、「やるべきことはやっている」と主張し続けているだけでいいのだろうか。

世界は崩壊の危機を迎えていることが、わからないのだろうか。

これまでも一部の人間にまかせて、見知らぬところで問題が解決したことも知らずに、「ほらやっぱり、大丈夫だったでしょ」なんて無責任なことを言う人間がこの国にはたくさんいるのだ。

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