以下のリストは、N64がPSに負けた理由としてよく言われていることです。
何か見えてきませんか。いまのPS3が置かれた状況にそっくりじゃないですか。
- 時期が遅すぎた(市場に出たのは、PSに遅れること1年)
- 出荷台数でPSにもサターンにも負けていた
- 度重なる発売延期でサードパーティの信頼を失った
- ソフトが高かった(PSが選んだCD-ROMに対して、ROMカセットが高コスト)
- 開発が難しかった
- アタリショック回避のため任天堂がとった少数精鋭主義でサードパーティを厳選
- 任天堂のサードパーティに対する高圧的なイメージが払拭できなかった
- サードパーティが敬遠した
- 安くてアイディアに溢れたゲームが出なかった
- ライトユーザーが逃げた
- FFやドラクエを始めとする人気タイトルが逃げた
ファミコンに育てられた日本人ゲーマーたち。
じゃ、アメリカ人は違うの?って思いきや、いえいえ。
アメリカ人も僕らの世代は、NES(ファミコンのこと)やSEGAで遊んでた。
ATARIの時代は、日本でいったらカセットビジョン時代、ファミコンより前の世代。
アメリカではNintendo 64もGCもそれなりに成功している。
つまり背景としてWiiが負ける要素は少なかった。
結局、ソニーがゲーム市場にもたらしたものはなんだったのか。
張りぼてで奥のない、夢のようなものだったのだろうか。
中までぎっしりとあんこの詰まったゲームの世界って、戻ってこないんだろうか。
任天堂には期待してる。
ゲーマー層じゃない人たちを取り込むのに必死みたいだから、ちょっと心配だけど。
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