痛い一言

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無事に新しい職場も決まり、転職活動も終わり。
と言いたいところですが、内定前に予定していた面接には、付き合いで行かなければなりません。(エージェントの顔を立てるため)

昨日はインド系の大企業の面接に行って参りました。
(SWITCHのひとつ。ランドマークタワーにオフィスがある)

もう転職先が決まっているので、変に自分を作ることなく、ストレートに思いを語ってくることができたのですが、そこで採用担当の面接者に言われたこと。

「営業がどうしようもないなら、あなたが手をあげて営業をすればいいのではないか。自社の商品がどうしようもなく可能性がないというのなら仕方がないが、売れる可能性があると思っているのなら、自分が売ればいい。転職だけが選択肢ではない気がする」

まさか、他の会社の面接官にこんなこと言われるとは。
いろんな思いが一瞬でよぎりました。

自分の一番痛いところを突かれたんです。
自分も、この逆境を乗り越えてこそ得られるものがあるんじゃないかという思いを常に持っていました。だから、転職すべきか迷っていたんです。
それをこの1時間にも満たない面接を経て指摘されたこと。
そして、いままでこのような親身なアドバイスは、転職エージェントからはもちろん得られなかったし、上司からも同僚からも、身近な人からも得ることができなかった。
それを、初めて会った面接担当の方に言われた。
この担当の方の能力に舌を巻きました。
そして、この会社、いいかもしれないって気持ちにもなりました。
さすが、名の通っている会社はいい人材を持っているなぁ。
こんな人と仕事したいなぁ。

今回の転職については、辞めることが吉なのか凶なのか、わからない。

悪いところをあげれば、きりがない。
でもそれをひとつひとつ挙げたところで、
「だから、何?」

その一言で、片付いてしまう。

過去がどうであれ、今頑張ればいいじゃん!

しかし実際頑張るといっても、ひとりの力でどうにかなるレベルの問題じゃない。

本当にそうなのか?ひとりだって出来ることがあるんじゃないのか?

毎日銀座に飲みにいったり、すぐに行方不明になったり、転職するからという理由で真面目に客と向かい合わない営業と一緒にいい仕事をすることができない。

そんな人は放置して、自分が営業もやったらいいんじゃないのか?

業績が悪く、社内の人間関係は特定の人物において最低。(全部で6名しかいないので、特定の人物がひどいだけで、全体への影響は多大)
いままでごっそりと人が辞めており、いまだに社員は定着しない。
客といい仕事ができないばかりか、信頼を失い、二度と取引したくないとまで言わせる。
HQのビジョンがまったく見えない。
個人商店の集まり。
責任(感)の所在がない。
技術に関わることができない。

内定をもらったこの期に及んで、辞めるべきかどうかこんなに悩むとは。
あんなに辞めたかった会社なのに。

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