のんびり生活中

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久々のブログ更新になります。

体の調子が悪くて書けなかったとかいうわけでもなく、今年に入ってから徐々に調子を取り戻し、1月の半ば頃にはだいぶ普通の状態になっていました。

会社を辞めてから、その事実は周囲の知人・友人たちにも次第に知れ渡ってきたようで、仲の良い友人は勿論のこと、何年も会っていない元同僚まで、会って食事しようとかお茶しようとか飲みにいこうとか、たくさんお誘いをいただきました。

そして会う人は皆、本気で僕の心配をしてくれる人ばかりです。
ありがたいことです。
今後どうするのかと聞かれたら、「とりあえず、せっかくだからゆっくり休んで完全に治して、次のステップはそれから。だいたい夏が来るまでには何か行動しようかなという漠然とした計画はある」と答えています。実際にそのとおりです。

それでもなお、様々なお誘いをいただきました。自宅でも出来る簡単なお仕事を提案されたり、新規ビジネスの立ち上げに参加しないかと誘われたり、その人が働いている会社でいま募集があるからレジュメを送ってくれと言っていただいたり。
本当に感謝しています。

やはり会社を有給や病欠しながら休養するのと、そういったプレッシャーが皆無な状態で休養するのとでは、全然違いますね。

最近、自分自身を俯瞰して見つめることができるようになってきました。それは元々できていたはずのことなのですが、どうも毎日忙しくしていると近視眼的になってしまって、いつの間にかできなくなっていたんですね。

冗談抜きで、最近の自分は昔よりも頭が悪くなっている気がしています。これって年齢のせいもあるのかな……?
また、いまの病気(双極性障害)とうまく付き合うと、かなり良い面もあるという気持ちになってきました。最近はMoodPandaというサイトで毎日の気分の上下を記録しているのですが、この上下を把握してくると、「今週の自分は生産活動は一切しないで漫画・映画・読書に専念する」とか、「今週は勉強がはかどりそうだ」とか、「今週は新しいものを産み出せそう」とか、見えてきます。普通の人は多少の気分の変動こそあれ、それらが同時にあるわけですが、自分の場合、たとえば生産活動が全く期待できないような時期には、本当に全くできません。これに付き合う家族が一番大変だと思いますが、事前にわかるというだけでだいぶ違うのではないかと思います。
こうした事実をひとつひとつ受け入れて、現在の自分のステータスをはっきりと把握することが、結構面白かったりします。

あとは、新しい自分とか、忘れていた自分の発見があります。

身近なところだと、「料理なんて面倒くさい」と思ってほとんど手をつけていなかったけど、こうして自由な身になると料理がけっこう楽しい。ということは本来の僕は料理が好きなんだな、とか。

そんな風に、いい感じに脱力した生活を送っています。
もちろん、こんな生活にもタイムリミットがあることは承知しています。

次のステップについては、最近になって頭に浮かんできました。

いま、よく考えていることは……。

抽象的ですが一言で書くと「もっと世の中のために飛び回りたい」です。

しかし以前と同じような仕事に就けば、待ち構える40代、50代と、失職のリスクは高まるばかりで、ジリ貧は避けられません。

将来いったいどうしたらいいんだろうと、長い間考えてきましたが、やっぱり仕事で忙しかったり加えて病気でドタバタしていたりで、本気で将来に対して向き合うことを長い間避けてきた事実を、いま認識しています。

若いころの僕は、いろいろとあったせいも手伝って、とにかくお金を稼ぐということが最優先事項でした。そのためには、当時の知識と経験で可能な限りあらゆる努力をしてきたと思います。勉強もたくさんしました。いろんな仕事をしました。一刻も無駄にできないという気持ちでいっぱいで、何をそんなに生き急いでいるんだろうと思われていたかも知れません。もしかしたら、持病と関連があったかもしれません。おそらくあったでしょう。

しかしいま、quality-of-lifeというものは、決してお金だけでは得られないということに気が付きました。それはまた、環境だけでも得られません。たとえば、お金が無くとも伸び伸びとした生活、自分の時間が持てる仕事、住み心地の良い家、穏やかな気候とおいしい空気、新鮮な食材、こういったものが得られても、のんびりできるかもしれませんが、決して満たされない。

人は、人のために全力で生きてこそ最高の満足感を得られる生き物だと思っています。

そんな仕事とは何でしょうか。
XcodeでミリオンヒットするiOSゲームを作ることではない気がする。
いくつかの事柄がいま、頭の中をモヤモヤと駆け巡っています。

自分のやりたいことをビジネスとして立ち上げるには、資金、家族の理解、コネクション、そしてなにより、踏み出す勇気が必要です。
わかっていても行動できなかった自分の殻を破り捨て、いまこそできることから行動すべきです。こんなこと文章にしてみたら当然のことなんですが、果たしてそれが実行できている人は全体の何パーセントいるでしょう?

いま、時間に余裕があるので国内外を問わずいろんな場所を訪ねてみたいと思っています。
これがまた、こうした将来のための布石となる可能性についても、考えています。

いま僕のメモにあるのは、国内で7箇所、国外で5箇所。
全部行くことは経済的にちょっと厳しいけど、できるだけ実行しておきたいです。
とくに我が家の場合、犬が4頭もいるので海外旅行となるとペットホテル代だけで結構な額になってしまうのですが、自分は仕事で海外行きまくりだったのに、妻と一緒に海外旅行に行ったことがないのです。
妻も様々な理由でこもりがちなので、外に出て、知らない世界を見せてあげたいという気持ちもあります。世界の広さって、行ってみないと肌で感じられないんですよね。あの感覚を、共有できたら最高です。

海外なんて、行こうと決めたら結構簡単に行けてしまうのにね。

とりあえず、最近は暖かくなってきたのでまた自転車でどっか行ってこようかな。

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