ゴール設定

確かに思考は現実化する。言い方を変えれば観察で量子は実体化する。
ところがだ。残念なことに、現実化する実体は、思考によるものであるがゆえに、思考するものが貧弱であれば思考の結果、得られるものも貧弱になる。
短絡的にお金持ちになることを選択した人が、どのような結末を迎えるか僕は知ってる。
お金を最終目標にしてしまったら、そこにあるのは絶望的な行き止まりである。
行き止まりが受け入れられない人のために、たくさんの逃げ道が用意されている。
しかしお金に執着している限り、どの逃げ道も修羅の道である。

ほんとうの幸福感を知らなければ、いくら言葉で説明しても理解できない。
ほんとうに大切なものは、自分の中にある。
自分を信じるのをやめてしまった人がたくさんいる。
もう一度、その埋もれてしまった幸福の感覚を、取り戻すためにはどうしたらいいか?
ということを、よくよく想像できるようにするためには、長い道のりが存在するように見える。
しかし簡単なことなのだ。思い込みを外していくだけでいいのだ。

お金がなければモノが買えないからお金をゴールにする、というのは、
僕から見たら「カレーを作るのにカレールーが必要、だからカレールーに困らないように生きたい」と言っているのと同じように聞こえる。
カレーを作るためには他にも材料が必要だ。
さらに、コンロや鍋や食器も必要だ。
しかし何より大切なことを、みな忘れている。
カレーを美味しく作る腕が必要なのだ。
誰かに作ってもらえばいいと思っているのならば、
それがどんなにめんどくさいことなのか、想像力に欠けているとあえて言おう。

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