記録

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月は欠くるも光を改めず

言葉からなにかを学び取ろうとしてはいけない。 言葉は確認の道具であり、傾向の認識が可能であるが、言葉から学ぶことはない。 言葉という道具の扱い方を学ぶことはあっても、並べられた言葉から学習をすることは不可能なのだ。
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再会

Kaoruさんと連絡をとりあって、6ヶ月ぶりに再会。会うたびに輝いていく彼女の生き様をみると勇気をわけてもらえる。 死について語ることは生について語ること。こんなテーマについて深く共感しながら話ができる相手はそうそう見つからない。 僕とKa...
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遵守しても責任は伴う

「ルールや法律で認められていることをやった場合、やった者に責任は問われない」というのは、僕が日本でよく見かける、世界で通用しない独自解釈のひとつだ。 たとえルールであろうと、そのルールを喜んで受け入れている人間もいれば、多数決などで決まった...
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書き降ろし

琴の鳴りを聴き別けた前。 死角を明らかにしなされ。 ゴールは永遠なり。されど歩まねば景色は変わらじ。 ジョバンニの伝えたかったことの一部でも理解しよう段階にあるのならば、超えなされ。 寛容と静寂を与えられることを慶び、古き城のある遠い景色を...
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天才についての誤解

天才についてよくある誤解。天才とは「天賦の才能」のことであり、特定の才能を示すために使う言葉です。「誰々は天才」のように、人を天才かそうでないか分類する用法は天才を誤解しています。「天賦の才能を与えられた一部の人が天才と呼ばれ、与えられてい...
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BWV 1068

信じるものを持って毎日を生きている人とのコミュニケーションは、楽しい。 今朝起きて最初に降りてきた言葉は「bwv1068」でした。BWV 1068といえばJ. S. バッハの "管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV1068" またの名を「アリア」...
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Carpe diem

ロビン・ウィリアムズ主演の映画「いまを生きる」(原題:Dead Poets Society) を久しぶりに観た。30年前のアメリカ社会に問題提議した脚本でアカデミー賞を受賞したこの作品は、当時観たときに感じたものそのままに、日本のルール迎合...
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国境の長いトンネルを抜けると

2020年3月〜5月:「果報は寝て待て」 2020年6月〜:「竜の雲を得る如し」
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いちばん深いところを語らない理由

答えから書いておくと、あることを説明しようとするとその前提の説明が必要になり、まったく話にならなくなるから。説明しきれないとこっちが理解していないと思い込まれるのは相手の勝手だが、僕を決めつけた当人にとっては残念な話である。そういう無駄なこ...
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客観の参照

客観性を確保するための証拠探しは客観視のパラドックスである。 もし現実が意識から独立して存在するならば、論理的にその現実は無限の可能性を包含した、言語的表現が不可能な現実として存在する。 Ego cogito, ergo sumRené D...